●修学の地
蒲生先生は幼時から物覚えが極めて早く読書を好んだ。安永二年六歳の時近所の泉町にある延命院で、そこの住職良快和尚について読書習字の手ほどきを受け、四書五経の素読を教えられた。その頃蒲生氏に関する『移封記』を筆写し現在その書が遺族の家に残されている。良快和尚は先生が九歳の時没しているが、その後も引続きこの寺で修学を続けたらしい。
昭和四十三年先生の生誕二百年を記念して、住職の小針孝哉氏が寺の山門前に修学の碑を建立した。『蒲生君平先生修学の寺』と約二米の石柱に刻まれ、字は民芸家塚田泰三朗氏の筆になる。 |
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